生活指導研究会の記念式典で、宮城学院中高卒の大沼えり子さんが記念講演

 

11月21日に行われた、仙台市内高等学校生活指導研究会70周年記念式典で、本校出身の大沼えり子さんが記念講演を行った。
大沼さんは北海道・東北地方にある3つの少年院に向けて院内放送「カントリーボーイ」を制作し、月に1回、放送を届けている。
少年たちはこの放送を心待ちにしているという。

大沼さんは、今から18年前、初めて少年院を訪れた。その時の職員の言葉に衝撃を受けたという。
「ここに来る子で、好きで入ってくるものはいない。生きるために非行をはたらいて入ってきた子どもたちだけだ。誰かに迎えに来てほしい、
だから毎日窓から空を見て過ごしている。」

その時に、いがぐり坊主の少年がまっすぐな目で「こんにちは」と挨拶をしてくれたのだという。
「なぜこんな素直な子どもがここにいるのだろう。」
大沼さんは、この子達に応援する人がいるというメッセージを与えたいと強く思い、音楽を届ける院内放送を思いついた。
すぐに、職員の方がリクエストを取ってくれた。子どもたちはとても喜んでくれた。それからこの放送を18年間続けているという。

大沼さんの力強いメッセージが伝わる素晴らしい講演だった。