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聖書のことば

2020.04.13

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聖書のことば:「おはよう」(マタイによる福音書28章1〜10節)     2020/04/13  

 

28:01さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。 28:02すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。 28:03その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。 28:04番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。 28:05天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、 28:06あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。 28:07それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」 28:08婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。 28:09すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。 28:10イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」

昨日の日曜日は教会のカレンダーでは「イースター」と呼ばれる祝祭日でした。キリスト教には「クリスマス」、「イースター」、「ペンテコステ」という3つの祝祭日があり、そのうちのひとつがイエス・キリストの復活を喜び祝い、感謝の礼拝を献げる「イースター」なのです。

「復活」という言葉があるということは、その前に十字架による「死」があり、聖書によれば、その死の3日後にイエス様は復活されたのです。

新約聖書の最初に掲載されている「マタイによる福音書」によると、イエス様が復活されて一番最初に発した言葉が「おはよう」です。イエス様はヘブライ語(またはアラム語)という言語でお話しされてましたが、それは現代のイスラエルでも用いられている挨拶用語シャロームשָׁלוֹםという言葉です。「おはよう」「こんには」「こんばんは」「ごぎげんよう」等に訳される、日常のあらゆる場面で使うことのできる挨拶用語ですが、その根底には、『あなたに神様の平安がありますように!』という相手のことを本当に大切に思う心があります。イエス様が処刑されて3日目の朝に墓を見に行くと、そこには遺体が無く、天使から「恐れることはない」と言われ、復活の知らせを喜びつつも尚、恐れている女性たちに、イエス様は、『あなたの心に安らぎがあるように』と話しかけてくださるのです。

新型コロナウイルスの脅威にさらされ、恐れを抱くわたしたちが生きる世界にも、必ず復活のイエス様が平安を与えてくださることを信じたいと思います。

今まさに苦しみの中におられる方々に癒しが与えられますように、またそれらの方々に直接医療活動等によって救いの手を差し伸べられている方々を神様が顧みてくださいますように心より祈りたいと思います。

宗教主事 大久保直樹

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