パソコンがなかった頃は「目録カード」というものを使って蔵書検索をしていました。書名や著者名、分類、件名といった本を探す手がかりの項目ごとにカードボックスが並んでいて、辞書を引くようにカードを引いて本を探します。 現在図書室で使われなくなった75ミリ×125ミリのこのカードを本の紹介カードとして“再生”させてPOPを書いてもらい、 次のMG生に繋いでいってもらうというのが、2016年にスタートした「感想POP目録カード」プロジェクトです。

みなさんに自由に書いていただいたカードの裏には、スタッフが書名や著者名など本来の目録カードで記入されていた内容を分かりやすい形にして記入します。そうして集まった“感想POP目録カード”が 100枚を超えました！今まで書いてくださったMG卒業生のみなさん・在校生のみなさん ありがとうございました。皆さんのカードはカードボックスに収納され、時には企画展示に使ったりしています。

現在、中学２年生が国語の夏休み課題として取りくんだ感想POP目録カードを展示中です。これからも随時募集中です。図書室に所蔵してある本であればどんな本でもかまいません。お気に入りの1冊をお友達に、そして未来のMG生に紹介してください。昔使っていた目録カードも展示していますので、こういうもので探していたのだなと知ってもらえたら嬉しいです。

それから 今年のクリスマス展示は児童書コーナーで展示中です。こちらもぜひご覧ください。